公民館東分館

高尾山オリエンテーリング

　連休前のできごとですが、おもしろいアウトドア行動があったのでその報告など。
　職場に、オリエンテーリングのベテランがいます。彼は、「オリエンテーリングがどれほど面白く奥深いものかみんなに教えてあげたい」と日頃誘いをかけており、期せずして幾人かが「行ってみるのも職場の潤滑油だよね」と、賛同しました。
　で、行ってきました、高尾山を巡るビギナー用のコース。偏差値は37ほどか。
　当日は老若男女合わせて13人が、リーダーの指導の下、オリエンテーリングのチェックポイントを確認しつつ山道を歩きました。新緑はまだ文字通りの萌芽といったところで、山腹は山桜の花盛り。　全チェックポイントを無事通過し、麓に降りてきて、高尾名物の蕎麦屋で懇親会となりました。
　「来てよかったー！　リーダー、ありがとー！！」「ホントは来たくなくて付き合いで来たんだけども、いやー、来てよかった」、など率直な発言も飛び出す中、次々とジョッキが、燗瓶が空きました。
　クライマックスは「焼き筍」。透明感のある晩春の実質を味わいました。　次回は地図の読解力とコンパスの依存度がある程度必要になる偏差値40くらいのコースを狙おうかな。

加治丘陵

　暖かくなってくると野山のようすが気になります。軽く歩いてみることにして、春山第1弾に選んだのは「加治（かじ）丘陵」。
　JR八高線の金子駅で降りて茶畑（広義の狭山茶です）の中を歩き、杉の植林地に突入してゆるゆると登っていくうちに雑木林の尾根に。尾根といっても200m　に満たないので、東京スカイツリーの何分の一かの高さのところをうろうろしているわけです。
　眼下には入間市街が見渡せ、茶畑には無数の防霜ファンが突き刺さっています。奥には西武ドームの白い屋根が。　雑木林の山道も感じがよく、まずまず初春の里山を楽しめました。

アンテナショップ

　ふきのとうを採りに行くぞ！と、うにさんに力強く宣言したのは先月のことでした。ところが、寒さと放射能（ふきのとうに蓄積のおそれあり）にすっかりめげてしまい、なぜか足は都心に向かってしまったのです。有楽町の「交通会館ビル」に入っている各県のアンテナショップで「山菜ツアー」をするテイタラクとなりました。

テナントの「むらからまちから館」で買った、元・山菜で、今は特産野菜に昇格している山形県のアサツキです。みずみずしいのは、ついさっきまで畑に積った雪の下にあったから。かき揚げにしました。 「いきいき富山館」ではエビを。富山はやっぱり海産物でしょう。これもかき揚げに。
　そのほか、和歌山県、滋賀県、北海道、福岡市（市レベルで出店）などの物産館ののぞき、諸国物産をひととおり見てまわった日となりました。
うにさん、ふきのとうではないけれど、どれもおいしかったですよー。

雪景色

　24日未明に（うっすらながら）雪が積もりました。先週は今冬いちばんの冷え込みで、毎朝0度前後でしたので、雪が日陰ではなかなか融けず、まだ「根雪」状態でしぶとく残っています。道路でツルツルに凍った雪（のなれのはて）もあり、急いで歩くとけっこう危険です。
　しかし、1月も終わり、郊外ではフキノトウがそっと顔を出す頃合いになりました。週末は探しに行ってみます。

Midwinter

　冬至の夜はカボチャを食べる美風を尊重しました。真ん中をくり抜き、ホワイトソース仕立てのグラタンになっているのが｢現代の冬至｣風です。ホワイトソース部分は子どもたちが、カボチャの部分はわたしが食べました。世代別の嗜好があらわになっています。　「経度」に沿って走るストライプがカボチャ（およびウリ科全般）のアイデンティティ。　冬至南瓜の霊験でこの冬は無病息災に過ごせそうです。
　なお、このカボチャは「坊っちゃんかぼちゃ」のブランド名で生産が伸びている、ニホンカボチャの一品種で、オーブンに入る大きさなので市場で人気を得たようです。