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毎年、年頭に「映画をもっと見ること、ただし劇場を可とする」を誓うのですが全然実践できていませんでした。
そんな折り、幸先よく「北辰斜にさすところ(ほくしんななめにさすところ)」のタダ券をもらったので都内で唯一の上映館(シネマスクエアとうきゅう@新宿)へと足を運びました。この映画は、製作期間中、人吉市で話題になっていましたので観たかったのです。 積年のライバル関係にあった第五高等学校(熊本)と第七高等学校造士館(鹿児島)の野球部。そして対抗戦100周年の記念試合の企画がもちあがり、実行委員会(両校OB)が「場所は熊本市に決まっとるたい」、「いいや、桜島の見ゆる所がよかと」と綱引きした末、中間をとって人吉市の川上哲治記念球場で開催することに。それは旧制人吉中学校から七高に進学し、野球部の伝説のエースになった上田勝弥(三國連太郎)を招待するためでもあったのです。しかし勝弥は頑なに参加を拒否。なぜ?...。 ストーリーは一貫して上田勝弥を軸に展開します。その切実。衝撃。戦争。人生...。 泣けました。いい作品でした。 なお、いつものように神山征二郎監督の感性は「草の乱」の視線で、旧制高校生の「特権意識」を冷静に見ています。 勝弥のモデルになった昇勇夫(のぼり いさお)氏は七高を1936 年に卒業され、御存命です。氏は鹿児島市出身。にもかかわらず、映画の設定が人吉市に傾いているのは、原作「記念試合」(室積光・著)がそうなっているから。原作がそうなってしまったのは、人吉高校出身の篤志家が映画製作を資金的に支えたから。そうでないと映画が日の目を見なかったので、ありがたいことではあります。
by oncorhynchus
| 2008-01-29 02:49
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